周荘(周庄)｜上海のおすすめ水郷の街(古鎮)・行き方・見どころ

周荘は、明清時代の建築がそのまま残る「中国第一の水郷」と称される場所です。

石畳の歩道や歴史的な家並みに沿って運河が流れ、遊覧船が静かに浮かぶ光景は、まるで古い中国にタイムスリップしたかのよう。

上海郊外には多くの水郷の街がありますが、どこに行くか迷ったら最初に訪れるべき場所が周荘です。

この記事では、上海在住20年以上・旅行会社経営の筆者が「周荘への行き方や楽しみ方、おすすめのツアー」などをご紹介します。

では、早速見ていきましょう。

周荘(周庄)とは？

周荘(しゅうそう)は中国語では「周庄」と書きます。

上海から西へ車で約1時間の距離にある水郷の街です。

元の時代には、後に街の大富豪となる瀋一族が、水運の利便さから周辺地域の要所として栄え、周荘の繁栄に大きく貢献しました。

現在でも、瀋一族の屋敷は観光客に公開されています。

現在は、水郷の街を楽しもうとたくさんの観光客が訪れます♪

案内人の金さん

水路を縫うように建てられた明清代の民家や、富豪の邸宅を楽しむだけでなく、全福寺で参拝もできます。

民家の軒先ではお土産屋や屋台がでており、買い物や名物料理を楽しむことができるのも周荘の魅力の一つ。

水路を走る遊覧船に乗船することもでき、ゆったりと水郷の街を眺めることができます。

周荘(周庄)の見どころ・おすすめスポット

双橋（双桥）

周荘にはいくつもの橋が架かっていますが、双橋はもっとも有名な橋です。

世徳橋と永安橋が連結していて。その形は古代の鍵の形に似ていると言われます。

この橋を題材に画家の陳逸飛が「故郷の思い出」(故乡的回忆)を描き、アメリカの石油王が買い取り、その後鄧小平に送ったという逸話があります。

瀋庁（沈厅）

街の繁栄に大きく貢献した瀋一族の子孫が建てた屋敷・瀋庁(沈厅)。

清代に建設された大豪邸であり、現在は1980年代に修復されたものです。

この邸宅には、5つの門や7つの入り口があり、大小合わせて約100の部屋があります。

茶室や台所など、当時の富豪の家の暮らしを垣間見ることができます。

張庁（张厅）

張庁は周荘に残る数少ない明の時代の屋敷。

張一族は教育家として知られ、瀋庁と比べると家具などが質素で、庭園も江南地区の派手なものではなく落ち着いた作りとなっています。

全福講寺(全福讲寺）

周荘の創始者ともいえる周迪功郎が自宅を村の寺としたことが始まり。

以来、拡張を続けて現在に至る周荘の歴史とともに歩んできた寺院。

「水上の仏の国」とも呼ばれ、湖上を橋で渡って参拝します。

本殿(大雄宝殿)の中央には釈迦牟尼像、両側は獅子に跨る文殊と象に跨る普賢像があります。

入場料は別途20人。

瀋庁酒家（沈厅酒家）

周荘の老舗レストラン。

富豪・瀋一族の瀋万三(沈万三)が、名料理人たちとともに作った「万三家宴」がおすすめ。

豚の後足を甘醤油で煮込んだ万三蹄や、水郷で取れた白魚を卵と炒めた銀魚炒魚など名物料理が楽しめます。

周荘(周庄)への行き方

周荘は上海の西側、車で約1時間です。

上海からは専用車付きのツアーに参加するのがおすすめです。

周荘(周庄)の入場料・営業時間

敷地内には別途、入館料がかかる施設があります。

周荘(周庄)の口コミ・レビュー

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周荘(周庄)のおすすめツアー

周荘は上海から公共交通機関で行くのは厳しいので、ツアーに申し込むのがおすすめです！

上海のガイドは皆さん優秀です。旅行以外に中国の経済やトレンドなどいろいろお話ししてみましょう♪

案内人の金さん

周荘(周庄)のまとめ

いかがでしたか？この記事のまとめは以下です。

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この記事は以上です。ありがとうございました。