当記事はアフターコロナに対応した香港の観光情報となっています。
中国のおすすめ観光都市の一つ香港。
1世紀半に及ぶイギリス統治から1997年7月1日に中国に返還。東洋と西洋が交わるユニークな国際都市は人気の旅行地です。
この記事では中国在住20年以上、旅行会社経営の筆者が香港の観光情報をはじめ、おすすめ観光地やツアーなどをご案内します。
この記事はこんな方におすすめ
香港はどんなところか、どうやっていくのか?を知りたい方。
香港のおすすめ観光地や名物料理を知りたい方。
香港のみんなの口コミを聞いてみたい、おすすめツアーを紹介して欲しい方。
では、早速見ていきましょう。
目次(見たい段落をクリック)
香港とは?どんな場所?香港の歴史
香港は、中国南部の南シナ海沿岸にある九竜半島と香港島、および周辺の大小230余りの島々からなる中国の特別行政区。
アヘン戦争とアロー戦争の清政府の敗北により結ばれた南京条約と北京条約により、香港島と九竜半島などがイギリスとの植民地となりました。
その後、1世紀半に及ぶイギリス統治を経て、1997年7月1日に中国に返還されました。
長くから中国と海外を結ぶ国際的な都市だったため、東洋と西洋が融合してるのが香港の特徴。
特にイギリス統治時代の影響がつよく、建物や地名など当時の面影を今に残しつつ、さらには中国の経済都市の最前線としての顔も持ち合わせており、歩くだけで楽しいユニークな都市です。
2005年には東京につぎ、アジア2番目となる香港ディズニーランドがオープンしました。
また香港といえば飲茶。焼売や、春巻きなど日本人にも食べやすい味付けと可愛い盛り付けが大人気です。
香港のおすすめ観光地・見どころスポット
1.ビクトリア・ハーバー(維多利亜港)
ビクトリア・ハーバーは、香港島と九龍半島の間にある海峡。
九龍半島側から香港湾を見渡すと、香港島の高層ビル群の美しい光景が楽しめます。
特に夜景が有名で、音楽と光で繰り広げられる「シンフォニー・オブ・ライツ」は圧巻。
⚓ビクトリア・ハーバー(維多利亜港) | |
住所 | 香港九龍半島と香港島の海峡 |
入場料 | なし |
営業時間 | 年中無休 |
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2.ビクトリアピーク
ビクトリア・ピークは標高約552mの香港島で高い山。中国語名は「太平山」。
山上まではピーク・トラムで登ることができ、スタイリッシュなデザインが人気の「ピーク・タワー」があります。
ピーク・タワーの中にはレストランやお店があり、360度のパノラマを楽しめる展望台「スカイ・テラス428」は必見。
ピークタワーから見下ろす香港の夜景は「百万ドルの夜景」と言われ、世界三大夜景の一つになっています。
⛰ビクトリア・ピーク(太平山) | |
住所 | 香港島中环山頂道太平山頂 |
入場料 | ピーク・トラム+スカイ・テラス428入場券 片道 98香港ドル 往復 118香港ドル 子供(3-11歳)、シニア(65歳以上)は半額 |
営業時間 | ピークトラム 07:00-22:00 |
関連リンク | ピークトラム公式ページ |
3.セントラル(中環)
セントラル(中環)は香港島にある金融街。
銀行や金融機関の高層ビルが立ち並び、おしゃれなショッピングモールやレストラン、バーなどがある香港島でもっとも国際的なエリアです。
また上環にまたがる急勾配の小道が多いオールド・タウン・セントラルは香港で最も歴史が古い人気のエリア。
100年の歴史がある寺院、前衛的なファッションを揃えたコンセプトショップ、伝統的な茶館現代アートのギャラリーが混在していて、新旧、誇り高いローカル色、疑いようのない国際色が入り交じったカラフルな地区です。
香港島と九龍半島間を運行する定期便「スターフェリー」乗り場もセントラルにあります。
🏙セントラル(中環) | |
住所 | 香港特别行政区中西区 |
入場料 | なし |
営業時間 | 各店舗ごとに営業時間 |
4.ランカイフォン(蘭桂坊)
ランカイフォン(蘭桂坊)は、セントラル中環にあるナイトストリート。
セントラル駅のすぐ近くの小さい坂道に、バーが密集しており、週末は現地の若者や在住欧米人で夜中まで賑わいます。
オープンテラスの路面店が多く、昼間や騒々しくなる夕方までは静かにお酒を味わうこともできます。
🏙ランカイフォン(蘭桂坊) | |
住所 | 香港特别行政区中西区中環徳己立街 |
入場料 | なし |
営業時間 | 各店舗ごとに営業時間 |
5.スタンレー(赤柱)
スタンレー(赤柱)は、香港島の最南端に位置するビーチリゾート。
かつては漁村であったこの町は、ビクトリアシティに移転する前の英国植民地政府の最初の行政センターが置かれていました。
欧米風の建物が並ぶスタンレーは、ビーチだけでなく、伝統工芸品や雑貨が並ぶスタンレーマーケットや、香港で最も古い洋風建築のひとつマレーハウスなどの見どころも。
🏙スタンレー(赤柱) | |
住所 | 香港島南区赤柱半島 |
入場料 | なし |
営業時間 | 各店舗ごとに営業時間 |
6.ノイヤンガイ(女人街)
ノイヤンガイ(女人街)は九龍半島の旺角(モンコック)駅の東側を南北に渡るストリート。古き良き香港の下町風情に溢れています。
夜になると露店が100店舗以上ならび、洋服や服飾雑貨・香港のおみやげなどのショッピングを楽しめます。
油麻地(ヤウマーテイ)エリアの「男人街」と並び香港二大マーケットのひとつです。
🏙ノイヤンガイ(女人街) | |
住所 | 九龍島旺角通菜街 |
入場料 | なし |
営業時間 | 各店舗ごとに営業時間 |
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7.黄大仙祠
黄大仙祠(こうだいせんし)は、九龍黄大仙区にある道教、仏教、儒教が一体となった寺院。
1915年、広東省出身の梁仁菴によって創建。当初は現在の九龍地にありましたが、火災により焼失し神のお告げにより1921年に当地に移転されたといわれます。
黄大仙は石を羊に変えた逸話をもつ仙人で、門を抜けると白い羊の銅像が置かれています。
風水を重んじる香港らしく多くの参拝客が訪れ、お線香を掲げ祈願する姿が見れます。美しい庭園式寺院で、十二支、麒麟など香港らしい銅像がならびます。
筮竹(ぜいちく)を用いた占いが人気で、竹の棒に書かれた数字を占い師に伝えると運勢を占ってくれます。
🏛黄大仙祠 | |
住所 | 香港九龍黄大仙竹園村2号 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 07:30-16:30 |
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8.K11 MUSEA
K11 MUSEAは、2019年8月、尖沙咀プロムナード沿いにオープンした大型商業施設。
K11ブランドと、香港有数のデベロッパー「新世界発展」が開発に携わり、スタイリッシュなデザインと、アーティスティックな内装が話題を呼んでいます。
吹き抜けを見上げるとあるガラス張りの球体がシンボルとなっています。
🏙K11 MUSEA | |
住所 | 九龍尖沙咀梳士巴利道18号 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 10:00-22:00 |
9.ゴンピン360(昂坪360)
ゴンピン360(昂坪360)は大嶼山(ランタオ山)の東涌から、屋外大仏のある昂坪(ゴンピン)を往復するロープウェイ。
全長5.7キロ、乗車時間約25分の空の旅。車内からは香港国際空港、国際展示場「アジア・ワールド・エキスポ」やランタオ島の大自然などを眺めることができます。
終点にあるのはゴンピンビレッジ。レストランやカフェ、ミュージアムなどがあります。
また隣接する寶蓮寺(ポーリン寺)の先には、世界最大級の屋外大仏「天壇大仏」が鎮座しています。
🚡ゴンピン360(昂坪360) | |
住所 | 香港大屿山東涌達東路11号 |
入場料 | 公式ページ参考 |
営業時間 | 10:00-18:00 |
関連リンク | ゴンピン360公式ページ |
10.ポーリン寺(寶蓮寺)・天壇大仏
寶蓮寺(ポーリン寺)は、ロープウェイ「ゴンピン360」の終点から徒歩5分ほどにある仏教寺院。
1924年に建立され、香港の四大禅林の一つ。緑豊かな自然に囲まれ精進料理も食べれます。
見どころは、268段の階段を上った先にある天壇大仏。
その高さは台座を入れて約34メートルで世界最大級の大きさ。1989年に完成し、開眼供養は1993年に行われました。
中国航天科技部が設計・製作し、一日に煩悩と同じ数の108回の鐘が鳴るようにコンピューターで制御されているハイテク大仏でもあります。
🏛寶蓮寺(ポーリン寺) | |
住所 | 香港大屿山昂坪宝蓮禅寺 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 09:00-18:00 |
11.タイオー村(大澳村)
タイオー村(大澳村)は、ランタオ島の西南の端にある漁村。
九龍半島や香港島の喧騒とはかけ離れた昔ながらの漁村で、水上に立ち並ぶ家々と漁船がノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
村の商店街は、魚の干物や、雑貨などが売られ、軽食も食べれます。揚げドーナッツの沙翁(サーヨン)や、鶏卵のワッフル菓子の鶏蛋仔(ガイダンジャイ)などが名物として親しまれています。
ピンクのイルカを見に行く、ボートツアーもありますが、遭遇率は低めです。
🏛タイオー村(大澳村) | |
住所 | 香港大屿山西北面 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 年中無休 ※店舗ごとに営業時間あり |
12.香港ディズニーランド
香港ディズニーランドは、2005年にオープンした世界で5番目のディズニーリゾート。
ランタオ島(大嶼山)の北東の端に位置します。
西洋と東洋の文化が融合したオリエンタルな雰囲気が魅力で、香港らしい中華なデザインのパーク施設を楽しめます。ディズニー風の中華点心やスイーツも魅力。
2022年現在、7つのテーマランドがあります。
- メインストリートUSA(美国小鎮大街)
- ファンタジーランド(幻想世界)
- トゥモローランド(明日世界)
- アドベンチャーランド(探険世界)
- トイ・ストーリーランド(反斗奇兵大本営)
- グリズリー・ガルチ(灰熊山谷)
- ミスティック・ポイント(迷離莊園)
グリズリー・ガルチとミスティックポイントは香港限定。
2023年にはアナと雪の女王のエリアがオープン予定です。
🎡香港ディズニーランド | |
住所 | 香港大屿山香港迪士尼乐园度假区 |
入場料 | 公式ページから確認 |
営業時間 | 10:30-20:30(時期により前後30分閉園) |
\KKday(アクティビティ専門サイト)/
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香港への行き方・アクセス
日本から行く場合
日本(成田)から香港へは飛行機の直行便で約5時間です。
香港空港から市内への移動はタクシーや地下鉄で行けますが、快適便利な専用車チャーターもおすすめ!
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香港での移動・交通手段
個人旅行の場合、香港での移動はタクシーと地下鉄がメインとなります。
香港のタクシー
現在は配車アプリが主流となり、旅行客が流しのタクシーを捕まえるのは難しくなってきました。
できるだけ地下鉄で回れる観光プランか、日本語ガイドを付けるのがおすすめ!
香港の地下鉄・路線図
2022年現在、12路線。路線図は以下からダウンロードしましょう。
マカオへの移動・交通手段
香港からマカオへはフェリーで一時間。
マカオはアジア一のカジノリゾートだけでなく、世界遺産もおおく見どころ満載です。
香港旅行にいくなら日帰りでマカオ旅行を組み込むのがおすすめです。
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香港旅行の準備
香港の天気・気候・ベストシーズン
香港では、雨季は蒸し暑く、乾季は快適で、風が強く、ほぼ晴れです。。
暑い季節は、5月下旬から 10月上旬まで約5か月続き、1 日平均の最高気温は 29°C を超えます。最も暑い月は 7月で、平均最高気温は 32°C、最低気温は 27°C です。
涼しい季節は、12月中旬から 3月上旬まで 約3か月 続き、1 日当たりの平均最高気温は 21°C 未満です。 最も寒い月は 1月で、平均最低気温は 14°C、最高気温は 19°C です。
香港旅行の持ち物
快適な香港旅行にするためには事前にしっかり準備が必要です。
以下の記事で中国旅行の必需品とおすすめグッズを紹介しています。
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香港旅行の注意点
香港の治安は悪くありません。渡航前に外務省海外安全ページをチェックしましょう。
香港旅行に限らず中国では政治的な話は避けたほうがよいです。特に中国トップへの批判は厳禁。
運転マナーも都市部では年々向上していますが、もしものときに備えて海外旅行保険は必ず入りましょう。
中国旅行で必須のアリペイ決済にも使える海外旅行保険付帯のクレジットカードがおすすめです。
中国旅行の基本情報と現地での注意点は、以下の記事にまとめています
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香港の口コミ・レビュー
X(旧Twitter)上での香港旅行の口コミやレビューです。
みんなの口コミ・レビュー
場所は香港・尖沙咀(チムサーチョイ)のK11 MUSEA、ビクトリアハーバーの景色も楽しめる!龍井、白茶、普洱茶も取り扱ってるので中国茶沼も要チェック! pic.twitter.com/9sVArdTvdJ
— ゆえじ ちゃんこ@中国茶沼・お茶淹れ1000人チャレンジ (@yueji8888) October 29, 2021
今日はランタオ島に行って、ゴンピンとタイオー、ムイオーに行きました🛳
ケーブルカーは思ってた以上に長く高くまで行っていろんな景色が見れて楽しかったです!大仏さまも大きかった!!
タイオー、ムイオーはのんびりしてて、普段と違う雰囲気を味わえました☺️ #えいりっぷ2018 pic.twitter.com/z6VJvrAeo5— えいりー🐤 (@Aille_y) April 28, 2018
香港ディズニーの小籠包です✨ pic.twitter.com/2b9fisuKsl
— 美味しいスイーツ (@hiroponpon_46) October 30, 2022
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香港のおすすめツアー
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香港おすすめ観光地のまとめ
いかがでしたか?この記事のまとめは以下です。
香港おすすめ観光地のまとめ
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香港といえば、ビクトリアハーバーの百万ドルの夜景。女人街や、タイオー村では古き良き香港も楽しめます。
香港は個人旅行で十分楽しめます!言葉や治安が不安な方は団体ツアーがおすすめです。
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この記事は以上です。ありがとうございました。