いまや海外旅行にスマホは必須の時代ですが、心配なのは旅行先でのネットへの接続。
そんなとき活躍するのが、レンタルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)。
持ち運び簡単で、海外にいても好きなときにネット接続できますが、こと中国旅行に関しては、通常のレンタルWi-fiだけでは充分といえません。
なぜなら中国はネット規制が厳しくLINEやGoogleなどが使えないからです。
そこでこの記事では、中国在住20年以上、旅行会社経営の筆者が、中国旅行におすすめのレンタルWi-Fiルーター「チャイナデータ」を紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
中国旅行でスマホが必要か、ネットの接続ができるか知りたい方
中国旅行におすすめのレンタルWi-Fiルーターを知りたい方
レンタルWi-Fi「チャイナデータ」のメリット・デメリットを知りたい方
では見ていきましょう。
Wi-Fiルーターは受け取りと返却が面倒!という方は、eSIMがおすすめ。
こちらの記事でおすすめの「Glocal eSIM」を紹介しています。
目次(見たい段落をクリック)
中国旅行にスマホは必須!中国ネット環境と規制について
中国旅行にスマホは必須!どんな場面でつかうの?
今や海外旅行にスマホは欠かせない存在ですが、中国旅行では特に必須です。
実際に中国旅行のどんな場面でスマホが必要になるか簡単にまとめました。
レストランや買い物でスマホ決済をするとき
中国版のぐるなびともいえる「大衆点評」でお店を検索するとき
GoogleMapなどで地図やルート検索をするとき
観光地の写真をX(旧Twitter)やインスタでアップするとき
旅先でブログを更新したいとき
日本の家族や友人にLINEなどで連絡を取りたいとき
このように中国旅行中にも多くの場面でスマホが必要になってきます。
特に中国では、大都市だけでなく、農村部までスマホ決済が主流となっており、現金が使えないお店もあるほど。
海外からの旅行者でもスマホ決済ができるよう準備しなければなりません。
設定方法は「アリペイ(Alipay/支付宝)の使い方|tourpassとは?中国旅行でスマホ決済!」でくわしく解説しています。
中国のネット環境と規制について
中国の都市部では空港、ホテル、レストランなど無料のWi-Fiを使える場所が多いですが、接続には中国の携帯番号による認証形式のものが一般的で、旅行者には利用が難しいところ。
また中国はネット規制が厳しく、LINE、Google、Twitter、など日本では普段使いしているサイトのほとんどが見れません。
(中国で閲覧不可のサイト一覧はこちらから)
そこでおすすめなのが、VPN付きレンタルWi-Fiルーターの「チャイナデータ」。
VPNとは「バーチャル・プライベート・ネットワーク」の略称で、簡単に言うと中国にいても日本の仮想回線に接続が可能となり、GoogleやTwitter、Youtubeを利用することができます。
通常レンタルWi-FiルーターのVPNは別途にサービス料を払う必要がありますが、「チャイナデータ」はVPNが初期搭載されています。
まさに中国旅行に特化したレンタルWi-Fiルーターなのです!
次に「チャイナデータ」のメリットとデメリットを紹介します。
チャイナデータの5つのメリット
チャイナデータは グローバルモバイルから販売されている中国に特化したレンタルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)です。
スペックは高速 4G LTE・3G対応で、連続通信時間は12時間となっています。
重さは 148gなのでiPhone 13 miniと同じくらいの重さです。
料金プランは「容量無制限」と「容量制限あり(700MB)」の2つだけとなっています。
1日のレンタル料 | データ容量 | |
スーパーチャイナデータ | 1,280円 | 容量無制限 |
チャイナデータbasic | 880円 | 700MB |
メリット① 容量無制限プランは業界最安級
おすすめは断然、容量無制限プランです。
なぜなら旅行先で容量オーバーとなってしまうと、ネットに接続できなくなり、追加料金を入れるために思わぬ手間と費用が掛かってしまうからです。
ちなみに「容量制限あり」の700MBはYoutubeの再生が約5時間分。(画質により変動)
使い切ることはあまりないと思いますが、やはり容量無制限が安心ですね。
「容量無制限プラン」は1,280円で、業界最安値クラス。
1日のレンタル料 | 容量(4G) | |
チャイナデータ | 1,280円 | 無制限 |
グローバルWi-Fi | 1,870円(早割り) | 無制限 |
イモトのWi-Fi | 2,080円 | 無制限 |
メリット② VPNが標準装備で安心
中国旅行では必須と言えるVPNですが、実は別途サービスの申し込みが必要だったり、追加料金がかかるレンタルWi-Fiが普通です。
その点、チャイナデータはVPNが標準装備されていますので、余計な手間が不要なのです。
メリット③ 複数端末で同時接続が可能
チャイナデータは1台のWi-Fiルーターで、同時に10台の端末と接続可能です。
家族や友人と複数人で使用したり、モバイルとパソコンを同時に接続することも一台あればOK!
ただし友人と別行動をする場合は、片方は接続ができなくなってしまう点は要注意です。
メリット④ 返却の送料が無料
チャイナデータは受け取りは「空港受け取り」か「郵送受け取り」の2つの方法から選べます。返却は郵送のみです。
返却の郵送料は購入者負担の会社も多いですが、チャイナデータは往復ともに郵送料が無料。
返却方法も同封のレターパックに入れて、ポストに投函するだけでOKです。
メリット⑤ 充実の保証プラン
レンタルWi-Fiは旅先で紛失や盗難にあってしまうと弁償が必要です。
中国の都会や観光地は至るところに監視カメラがあり、監視社会とも言われますが、年々盗難被害は減っています。
中国の治安状況は全体としては安定しており、2019年の窃盗事件の立件数は約225.8万件で、前年比で約19%減少。(外務省HPより抜粋)
そうは言っても旅先でトラブルはつきものなので、もしものときに備えは万全しましょう。
チャイナデータモバイルの補償は3プランで、簡潔かつ充実しています。
ベーシック(200円/日):紛失や破損を50%カバー
ゴールド(300円/日):紛失や破損を80%カバー
プレミアム(500円/日):紛失や損失を100%カバー+個人賠償責任保険等
があります。
見やすい補償プランは以下の通りです。
チャイナデータのデメリット【中国以外は利用不可!】
中国旅行に特化したチャイナデータですが、中国以外の国では利用不可となります。
中国以外の第三国へも旅行に行く方は、他のルーターかeSIMの利用を検討しましょう。
eSIMなら受け取り返却が不要で、第三国でもネット接続が簡単!
周遊プランも格安の「Glocal eSIM」がおすすめです。
チャイナデータの評判。口コミ。使い心地。
気になる口コミ・評判を見ていきましょう。
※コロナで日中間の旅行が実質不可能なため、コロナ前の評判となります。
Twitterの評判・口コミ
チャイナデータの新プランは、通信容量無制限で1日880円。
初めて中国に旅行した際使いましたが、その時は500MBで780円でした…
VPNが付いており、旅行には安くて便利です🤤 https://t.co/DosW58HyqO
— JiaYou (@JiaYou80) April 26, 2019
ラッキーWi-Fiさん、中国でも使えるのか…。
私はチャイナデータでWi-Fi借りてって、速度も4Gでそれなりに早くて楽だったけど、結構電池の持ちが悪かったのと熱々ホッカイロ仕様だったのが気になったので、次はラッキーWi-Fi借りてみようかな🤔
ちなみにチャイナデータはこれ👇 pic.twitter.com/a7z7Hh6bWC— 🍌gorillaちゃん🍌 (@gori_ol) September 18, 2019
あ、せや来月の中国行のwifi申し込んどかな。設定めんどくないし今回もチャイナデータやな、、無制限プランもできて安いし。
— イツキ/中華マフィア/ありあん (@magaki_aria) November 12, 2019
「グローバルWifi」はサービス名と仮定して、
その場合は別途「特別回線」の申込が必要になりますね。記事をまとめると、、、
チャイナデータ:そのままsns使用OK
Wi-Ho!:別途VPNオプション必要
イモトのWiFi:別途プレミアム回線申込必要チャイナデータのwifiルーターは申込のみでSNSもOKです!
— 断酒チャレンジ@日本一周Nバン車中泊 (@dansyu_callenge) May 23, 2019
やはりチャイナデータは中国旅行に特化したレンタルWifiと言えますね。
レンタルWi-Fiルーターの注意点
チャイナデータに限らずですが、中国についたらモバイルのデータ通信(3G、4G)回線は必ずオフにしましょう。
何かの拍子でWi-Fiとの接続が切れた場合、海外からのデータ通信となってしまい莫大な通信料金が請求されてしまう可能性があります。
また予備のバッテリーや、携帯充電器は用意しましょう。
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まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。この記事のまとめは以下です。
チャイナデータのまとめ
中国旅行にはスマホとネット接続は必須。ただしネット規制があるので注意。
おすすめのレンタルWi-Fiは「チャイナデータ」。
チャイナデータは業界最安で、中国でもLINEやGoogleを利用可能。
中国に着いたら、モバイル通信のオフは忘れずに。
Wi-Fiルーターは受け取りと返却が面倒!という方は、eSIMがおすすめ。
こちらの記事でおすすめの「Glocal eSIM」を紹介しています。
この記事は以上です。ありがとうございました。