蘭州牛肉面｜上海でおすすめの蘭州牛肉面店・3選

ここ数年で日本にも有名店が進出して話題になった蘭州牛肉面。

上海には以前から、安くて早い大衆料理として蘭州牛肉面のお店は多数ありました。

ただ個人経営の店がほとんどで、あまり衛生的な環境とは言えませんでした。

2019年頃から、 ファミリー層をターゲットとした蘭州牛肉面チェーン店が続々とオープンして、旅行者でも気軽に味わえるようになりました。

この記事では上海で蘭州牛肉面を食べるなら絶対おすすめのお店を３つ厳選して紹介します。

では、早速見ていきましょう。

あわせて読みたい

上海旅行の基本情報｜旅行前に知っておきたいよくある質問FAQまとめ

続きを見る

上海旅行の基本情報や、よくある質問などについてはこちらの記事から♪

案内人の金さん

蘭州牛肉面(兰州牛肉面)とは？注文の仕方。食べ方。

まずは蘭州牛肉面とは何かを簡単に紹介します。

中国語で「兰州牛肉面」と書き、「ランジョウ・ニュウロウミェン」と呼びます。

発祥の地の甘粛省蘭州は、イスラム教を信仰する回族系住民が多い土地なので、蘭州牛肉面には豚肉は使われていません。

制法は「一清二白三緑四紅五黄」と言われ、五つの味で構成されています。

注文が入ってからお好みの太さに面を打ち伸ばし、茹で上げ、大根、ネギ、薄切りの牛肉、そしてお好みでパクチーや辛子をのせます。

牛肉出汁の透明なスープはさっぱりとした味わい。麺のモチモチした食感は癖になる美味しさです。

牛肉麺の食べ方

注文に際して、まず牛肉面の麺の太さをを選びます。(お店によりますが、大体８段階。)

以下は有名店「陳香貴」の麺の太さの名称ですが、他のお店も大体同じです。

三細がいちばん細く、ソーメンのようにツルツル食べれます。

毛細、細面、二細と段階的に太くなっていきます。

韮葉はニラの葉のような大きさという意味で、こちらか二细がちょうどよい太さです。迷ったらこの二つのどちらかにするのがおすすめ。

蕎麦棱子は断面が三角になっていて、スープがよく絡みます。

寛面と大寛は幅広の面で、きし麺よりもモッチリしています。スープが跳ねるので気を付けましょう。

蘭州牛肉面は「羊肉串」(ヤンロウチュアン)を頼むのが定番です。

羊肉の串焼きで、鉄の串と、木の串があり、木の串の方がお肉が大ぶりです。

上海のおすすめ蘭州牛肉面店3選

ここからは上海のおすすめ蘭州牛肉面店をご紹介します。

それぞれ店舗数は多数あるので、最寄りの店舗は、おすすめアプリ大衆点評で調べましょう。

1．陳香貴(陈香贵)

2020年3月に一号店をオープンして、瞬く間に中国全土200店舗以上に広がった蘭州牛肉面店。

黄色を基調とした明るい店舗。スタッフのサービスも高水準で、常に人気の行列店。

牛肉面は一杯26元。面のお代わり(续面)は無料。

時間内に四人前の巨大蘭州面を食べれば代金無料、というキャンペーンをやっている店舗も。

牛肉面店に迷ったらここに行けば間違いなしという名店です。

2．嘻嘛香・蘭州巷子

2012年に開業の本場蘭州を拠点としたフランチャイズ店。中国全土で280店舗以上。

牛肉面は一杯28元。面のお代わり(续面)は無料。

人気料理の手抓羊肋条は塩ゆでされた羊のアバラ肉を孜然粉(クミン)につけて食べます。

最近流行りの牛奶鸡蛋醪糟は蘭州名物のデザート。牛乳と卵の甘酒で、甘酸っぱい口当たりが癖になります。

3．馬記永(马记永)

2019年に開業の馬記永。

藍色を基調としてた内装、青花の染付をされた食器を用い、風格ある店舗になっています。

看板料理は一頭の牛から5Kgしか取れない脛肉を使った大片牛腱子兰州牛肉面。一杯28元で、面のお代わり(续面)も無料です。

脛肉は単品での注文も可能(秘制牛腱子)。胡瓜と和えた黄瓜拌牛腱も人気料理のひとつ。

思わずビールが欲しくなりますが、ビールも販売しています。

まとめ

いかがでしたか？

上海で蘭州牛肉面はいまや国民食と言えるくらい浸透しています。

紹介をしましたお店は、安くて美味しいだけでなく、清潔感やサービスも良くお勧めのお店です。

旅行中に一度は味わっていただきたいです。

お店の検索にはおすすめアプリの大衆点評がおすすめ。

旅行中快適にアプリを利用するにはWi-Fiルーターをレンタルしましょう。

この記事は以上です。ありがとうございました。