当記事はアフターコロナに対応した上海の観光情報となっています。
上海旅行でぜひ楽しんでもらいたいことの一つに中国の朝食体験。
中国は朝食を外で食べる習慣があり、伝統的な朝ごはんメニューを屋台やレストランで気軽に味わうことができます。
肉まん・餃子など、おなじみのものもありますが、日本ではあまり知られていない朝食メニューもたくさんあるのはご存知でしょうか?
ここ上海では四大金剛と言って、市民に愛されてる定番の四大朝食メニューがあります。
この記事では、上海在住20年以上・旅行会社経営の筆者が、「上海に来たら絶対に食べたいおすすめの朝食」をご紹介します。
また日本でも購入できる朝食メニューも紹介していますので、上海に行けないけど味わってみたい!という方は是非参考にしてください。
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上海・おすすめ朝食メニュー10選
1. 大餅(大饼)
上海人の定番朝メニュー四大金剛の一つ。
小麦粉をこねて平たく焼いたものです。
大ぶりの炉(炉子)の内側に貼り付け、焼き上げるのが昔ながらの作り方。
塩味・甘味があり、塩味は少量の葱が入っており焼きたてはとっても香ばしくて美味しいです。
2. 油条
四大金剛の一つ。
小麦粉をらせん状に練り上げて油で揚げたもの。中華風揚げパン。
表面はサクサクしていて、醬油につけたり、豆乳に浸して食べます。
3. 糍飯糕(糍饭糕)
四大金剛の一つ。
長方形状の糯米を油で揚げたもので、外はカリカリ・中はモチモチしています。
4. 豆浆
四大金剛の一つ。上海の朝食では定番の飲み物。
写真左のパックタイプのものが一般的で、コンビニでも買えます。甘く味付けされていて、爽やかな飲み口です。
写真右は塩味の咸豆浆といい、こちらは店舗で大きな鍋で煮込んでいます。
搾菜、葱、乾燥海苔などをトッピング。油条を浸して食べるのが上海人の食べ方です。
5. 煎餅(煎饼)
米粉、小麦粉等を水でといた生地を鉄板の上に薄く伸ばして、溶き卵を落として、クレープ状にした食べ物。中華版クレープ。
クレープの表面に味噌だれをぬって、具材を挟みます。
具材はソーセージ、ベーコン、脆饼(サクサクの薄いクラッカー)、土豆丝(ジャガイモの細切り炒め)などから選べます。
お好みで香菜や辛子味噌をトッピングできます。
6. 豆腐花
地方によっては豆腐脳や豆腐老等と呼ばれますが、上海では「豆腐花」というのが一般的。
中国南方では甘味をつけて、デザートとして食べられています。
7. 葱油餅(葱油饼)
葱油餅は、小麦粉にネギをまぶして捏ね上げた生地を、大量の油で焼き揚げ、竈やオーブン等で空焼きをして油を飛ばし、表面をカリカリに焼き上げたもの。
昔ながらのどこか懐かしい味で、表面がカリカリしていてとても美味しいです。
8. 生煎
生煎饅頭とも言われるこの点心は、挽き肉の具を小麦粉の生地で包んだ小ぶりの包子を大きな鉄板で焼き上げたものです。
形がやや似ていることから焼き小籠包とも言われますが、小籠包とは別物です。
外はカリカリ、中身は肉汁が飛び出るほどジューシー。
9. 焼売(烧卖)
日本でいうところのシュウマイですが、上海のシュウマイは糯米を皮で包んでいます。
日本のシュウマイよりも皮が厚く、大きさも一回り大きいです。
糯米は醤油味でしっかり味付けされています。
日本人にとっては新感覚の焼売。是非、食べてみてください。
10. 小籠包(小笼包)
言わずと知れた上海名物でもある小籠包。
豚の挽き肉を、延ばした小麦粉で包んで蒸篭で蒸した小さい包子(バオズ)。
上海の地元ではもっちりした皮が好まれています。
ランチなどでもよく食べられます。
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朝食を食べれるおすすめのお店
中国風の朝食を食べたいけど屋台はちょっと…っという方におすすめのお店を紹介します。
弄堂咪道
弄堂咪道は最近人気のお店で、上海の朝食メニューほぼ網羅されています。
上海の四大朝食料理「四大金剛」もメニューに分かりやすく書かれています。
清潔な店内で、地元民で賑わっています。屋台ほどではないですが、値段もリーズナブル。
昼以降も朝食メニューはあるのでどの時間帯でも味わえます。(一部メニューは朝の時間のみ)
見出し(全角15文字)
店舗数が多いので、大衆点評で「弄堂咪道」と検索してみましょう。
上海のおすすめ朝ごはんまとめ
いかがでしたか?
この記事では上海のおすすめ朝食を紹介させていただきました。
どれも伝統的な上海の朝ごはんで、庶民的な味ながら美味しいものばかりです。
ホテルの朝食もよいですが、現地の人たちに紛れてこんで、中国ならではの朝食を是非味わってみてください。
上手く注文できるか不安…という方は日本語ガイドをつかるのはどうでしょうか?
この記事は以上です。ありがとうございました。