当記事はアフターコロナに対応した上海の観光情報となっています。
豫園は上海旅行で外せない観光地の一つ。
明の時代に造られた庭園で、その美しさは東南一の名園と称されるほど。
豫園の周りは「豫園商城」と言われ、レストランや雑貨店などで賑わいショッピングや食事を楽しむことができます。
有名な「南翔小籠包店」も豫園商城にあり、旅行客にも地元民にも大人気です。
この記事では上海在住20年以上、旅行会社経営の筆者が、豫園の行き方、楽しみ方、おすすめツアーなどをご案内します。
この記事はこんな人におすすめ
上海旅行の前に豫園とはどんなところか知りたい!
豫園の見どころと穴場スポットを教えてほしい!
豫園はツアーに参加しなくても回れる?おすすめツアーも知りたい!
豫園のみんなの口コミ・レビューを見てみたい!
では、見ていきましょう。
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豫園とは?どんなところ?
豫園は中国語で豫园(ユゥユェン)といいます。
明の嘉靖帝の時代に造られた庭園で、約450年以上の歴史をもちます。
元々は、明の役人潘允端が父親のために造園したのが始まりで、豫園の「豫」の字には「平和」と「安泰」を意味があります。
豫園の設計には明代の著名な建築家である張南陽が参加し、当時からその美しさは「東南一の名園」(东南名园冠)と言われるほどでした。
豫園は、1842年のアヘン戦争では英軍に占領され、太平天国の乱では戦火にあい建物が破壊されるなど激動の時代に翻弄されましたが、1956年から大規模な修繕がなされて今に至ります。
1982年には中国の「全国重点文物保護単位」に指定されています。
また豫園の庭園の周りは「豫園商城」と呼ばれ、お土産屋やシャオチー(中国の軽食)のお店や、レストランが立ち並んでいます。
小籠包の老舗の「南翔小籠包」もあり、旅行客だけでなく地元民からも大人気です。
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豫園の場所・行き方・アクセス
住所 | 上海市福佑路168号 |
豫園までは、地下鉄10号・14号線「豫園駅」1号出口から福祐路を歩いてすぐ。
上の地図の侯家路あたりから、中華風の建物がみえてくるのですぐに分かります。
14号線の場合は7号出口の方が近いです。人民路を渡って、麗水路(丽水路)をまっすぐです。
豫園の料金・入場料・営業時間
豫園(庭園)の入場料と営業時間は以下のとおり。
入場料 | 4月~6月,9月~11月 40元/人 7月~8月,12月~3月 30元/人 |
営業日 | 火曜日~日曜日 /月曜日は休園 |
営業時間 | 09:00-16:30 (最終16:00前入園) |
豫園商城はいつでも入れます。
商城内にある店舗の営業日や時間はそれぞれ。「大衆点評」から確認しましょう。
豫園商城の見どころ・楽しみ方
まずは豫園商城から。こちらは入場不要です。
豫園商城の中華門(古邑新輝)
地下鉄「豫園駅」から歩いてくると、麗水路と福佑路の交差点に中華門が現れます。
古邑新輝と書かれています。
黄金の派手な看板。老庙という上海老舗の貴金属店です。
上海老飯店
1875年の上海料理の老舗レストラン上海老飯店。
上海一の観光にあるため料金は若干割高。
豫園のお土産ショップ
旧校場路と福祐路の東側を城壁のように中華風の建物が囲んでいます。
入り口がいくつかありますが、ここからが豫園商城の本番とも言えます。
中は似たような建物で迷路のように入り組んでいます。
お友達や家族とはぐれないようにしましょう。
お土産店が多いです。
雑貨や装飾品を販売する屋台も並んでいます。
お土産品の数々。
以前はぼったくり価格も多かったですが、今はそれほどでもありません。
緑波廊
緑波廊付近。豫園商城で一番開けた広場です。
緑波廊は上海料理のレストラン。工夫を凝らした可愛い点心が売りです。
蓮池があり、橋を渡ると庭園の入り口があります。
挹秀楼
広場にはまるでお城のような挹秀楼。
その隣、写真右側には小籠包で有名な南翔小籠包があります。
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九曲橋
豫園商城の最大の見どころ・九曲橋。
蓮池に架かる橋で、上から見るとギザギザになっています。
魔物はまっすぐ走れないため、魔よけの役割を持つ縁起の良い橋とされています。
蓮池は噴水や、楽しげに泳ぐ鯉が綺麗です。
九曲橋は狭い通路に人がたくさん通るので、混雑します。注意しましょう。
湖心亭
九曲橋の真ん中には湖心亭。
中国最古の茶館と言われています。明代風の家具が並ぶ落ち着いた店内です。
九曲橋を渡りきると豫園庭園の入り口につきます。
南翔饅頭店(城隍廟店)
小籠包発祥の地の南翔の名を冠した、上海で一番有名な小籠包のお店です。
豫園商城の九曲橋の近くにあり、地元民や旅行客でいつも行列となっています。
テイクアウトは豫園商城内の別の場所にあります。
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豫園庭園の魅力・見どころ・楽しみ方
豫園庭園の入り口・地図
九曲橋を渡ると豫園庭園の入り口があります。
庭園内の地図は以下からダウンロードできます。
庭園内は意外に広いですが出口に向かって歩いていくと、みどころはほぼ網羅できます。
豫園の評判・口コミ・レビュー
X(旧Twitter)上での上海博物館の口コミやレビューです。
みんなの口コミ・レビュー
また豫園に行ってきた
新年の飾り物まだまだ売ってるな〜 pic.twitter.com/bMkxoJoimB— あま王 (@maou_amaou_15) January 8, 2022
上海豫園小商品市場が人気で、伝統的な福字、春聯、カレンダーなどがが人気だ。C位に占めるのは #虎 で、各種のかわいい装飾が各ブースにおかれている。#仕事始め pic.twitter.com/fPPQrzY4zP
— 東方網 (@jpeastday) January 4, 2022
豫園で食べるなら南翔小籠包。ここの小籠包は何回食べても美味しいね。 pic.twitter.com/B2GHphY97w
— Yosuke Mizuno (水野 陽介) @上海 (@Yo320) August 8, 2021
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豫園のおすすめツアー
豫園は地下鉄駅のすぐ近くにあるので、個人でも迷うことなく行くことができます。
ただ現地の事情に通じた日本語ガイドを付けるのもおすすめです。ガイドさんとの交流は旅行の楽しさが倍増します!
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豫園の見どころまとめ
いかがでしたか?
この記事のまとめになります。
豫園の見どころまとめ
豫園はショッピングや食事を楽しめ商城と、江南式の美しい庭園があります。豫園庭園は有料。
地元民にも旅行客にも人気な「南翔小籠包」は上海に来たら訪れたい小籠包の老舗。
豫園は地下鉄で行けるので個人でも十分回れます。心配な方は日本語ガイドやツアーを申し込むのがおすすめ。
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この記事は以上です。ありがとうございました。